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生活習慣改善プログラムとは

血糖測定の利点

境界型(右図の黄色の部分)は75g経口ブドウ糖負荷実験で、糖尿病型にも正常型にも属さない血糖値を示す群です。WHO分類でのIGT(耐糖能異常)とIFG(空腹時血糖異常)がこの群に属します。
境界型の中には糖尿病の発症過程または改善過程にある病態が混在します。その病態として、インスリン分泌障害が思たるものと、インスリン抵抗性の増大が思たるところがあり、後者にはメタボリックシンドロームと診断されるものが多いようであり、内蔵肥満、インスリン抵抗性を基盤として、糖尿病や心血管疾患発症の危険度の高い状態と考えられます。
(糖尿病治療ガイド2006-2007)
つまり健康診断で実施する「空腹時血糖」が基準(ガイドライン)内であっても食後の血糖値が基準値を超えていく事が十分考えられます。(下図の薄黄色の部分)この色が塗られた部分を「食後高血糖」といい、面積が大きくなるほど「動脈硬化の進行」=「心筋梗塞」「脳梗塞」の恐れが静かに進んでいると考えられます。

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